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#dlang D言語のビジョン2018年前半期【翻訳】

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目次


この記事は、 Vision/2018H1 - D Wiki を自分用に翻訳したものを原文と同じ GNU Free Documentation License で公開するものである。

ソース中にコメントの形で原文を残している。 何か気になるところがあれば Pull requestだ!


このページについて

このドキュメントではDの高レベルなビジョンについて2学期制的粒度で論じます。 これは毎年1月と7月にリリースされます。 ここで示された目標はあくまでDのリーダーシップが取り組んでいることであり、明示的に促進されるもの、もしくはD言語の成功にとって重要だと強く信じられているものです。 他の形での貢献も常に受け入れられ、このドキュメントに合わせる必要はありません。

H2 2017 レビュー

D言語財団

H2 2017における経費は月平均1605ドルです。 このほとんどが経常費です(奨学金や支払い契約)。

支払額が今後変化せず、まったく流入がないと仮定すると財団には3年分の資金があります。 しかしそれでも向上のための寄付と出費が必要だと考えています。

奨学生は154のプルリクエストを作りました。

組織

コアチーム(Walter Bright, Andrei Alexandrescu, Ali Cehreli, Martin Nowak, Vladimir Panteleev, Sebastian Wilzbach, Mike Parker)は活動を続けています。 新しい潜在的コアコラボレーターがいます。

関与

H2 2016の1410と比較して、H2 2017は1812と、プルリクエストの合計は28.5%の増加を見せています。 これらのうち124がオープンです。

我々は価値あるコントリビュータのマージの受け入れや、コントリビューションのクオリティと団結心(esprit de corps)の向上の促進を続けてきました。

Dmdのダウンロード数は大幅に増加しましたが、このデータ収集は同じURLからの繰り返しのダウンロードを勘定に入れていないため不完全であると予測します。 つまりボットによる失敗する試行、または操作の繰り返しが統計に影響します。 我々はより良いツールについて取り組んでいます。

ウェブサイトdlang.orgへの訪問数も増加しています。 2018年1月には日平均19370回という最高記録を達成しています。

セーフティとメモリ管理

セーフコンテナの作業はスローダウンしているものの進んでいます。

新たに注目すべき点として、Alexandru Jercaianuのセーフなフリープリミティブを提供する新しいアロケーターについての作業が挙げられます。

H1 2018 優先事項

技術面

我々は以下の極めて重要な方針の作業に注力しています:

  1. 言語定義のロックダウン: Dはパワフルな言語ですがその定義は十分に正確ではありません。 数多くの細部が仕様の精査によってではなくコンパイラの実行によってのみ判断されています。 この学期で、D言語のより良い、より正確な、より完全な仕様の策定を推し進めていきます。
  2. @safety: Dの使用においての安全性の保証の大きなスケールでの実現を目指していきます。
  3. @nogc: ガーベージコレクターを使わないDの使用、多くの場合参照カウントやそれに類するメソッド(Unique/Weak references)を使うことによるリソースの再利用。 このタスクは安全性要求によってチャレンジングなものになります。 われわれはアロケータとコレクションのコンボに対する対策があると信じています。
  4. 他の言語との相互運用性の改善: -betterCの完成はCやC++のインクリメンタルな移行を改善します。
  5. イントロスペクション機能の改善: 高度なイントロスペクション、コード生成、柔軟なデザインによってDは最もパワフルかつ簡単に使うことができる言語になります。 このアプローチは2方向からのものでなければなりません。 つまり、言語の改善とそれを活用するライブラリです。
  6. ツール: 定義と、誰もがD言語の使用を助けるツールを定義できるようにすること。

実際的には、我々の行うすべての取り組みはそれらの目標に関連して評価されベンチマークされる必要があります。

非技術面

われわれは2017年11月から突然発生した過去最大級の成長に遭遇しており、それに応じて組織構造を改善する必要があります。 それには以下の項目が含まれます: